ガラスで快適に暮らすなら

私たちの暮らしを支えるガラス-ガラスと健康

ガラスのイメージ

ガラスと健康

アレルギー性疾患の原因ともなるダニやカビは、窓のまわりからも発生しています。
ダニやカビはアトピーやぜんそくなどを引き起こすため注意や対策が必要です。そのダニやカビの発生元の一つとしてあげられる場所が、実は窓ガラスに付着する結露なのです。窓に結露が発生すると水滴がサッシなどにしみこんで湿度が高くなり、ダニやカビが生息しやすい環境がつくられていくのです。
結露は外の冷たい空気に冷やされたガラスが室内の暖かい空気に触れることで発生します。つまり外の寒さを中に伝えなければ防ぐことができるわけです。

また、部屋の温度差が大きすぎると、寒い温度の場所から暖かい部屋へ移った時などに起こるヒートショックを引き起こす危険性が大きくなります。
例えば冬場の寒い日に、暖かい部屋から冷えたお風呂場へ移動した時、急激な気温の差が負担となり血圧や脈拍に影響を及ぼし、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす確率が高くなります。家庭内で亡くなるお年寄りの実に4分の1がヒートショックによるものだと言われています。

こういったダニやカビ、寒暖差による負担を減らすガラスに、複層ガラスがあります。
断熱用に作られた複層ガラスは室内側に特殊な金属膜が用意されており、部屋の温度を外に逃がさず室温を一定に保つことが可能です。